三鷹駅 北口 ブックカフェ&ギャラリー 点滴堂

“点滴堂”は、ギャラリーのあるブックカフェ。 三鷹駅 北口 歩いて5分のちいさなお店。 書棚の古本や 作品の展示とあわせて おいしい珈琲をご賞味ください♪

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「加藤まさをのお手紙展」に寄せて 



先ごろ亡くなられたやなせたかしさんの九十余年の生涯。

それをただひとこと、「アンパンマンのひと」と要約するのにしのびない気持ち。。。


たとえば、いま点滴堂のかたすみにある一冊の本の序に、やなせさんはこんな一文を寄せられています。


「今、消し難い熱い想いで抒情画を回想する人は多い。
しかしこの現代にもう一度抒情画を復活させたいと願ったのはぼく一人しかいなかった。
孤立無援、しかもはじめから敗北を覚悟しながら、とにかく種子をまき続けてきた。」
(「よみがえれ!抒情画」やなせたかし)




80年代にサンリオから発行された、やなせたかし 監修・解説 「よみがえれ!抒情画 美少女の伝説」 という本。

当時ぼくが抒情画の世界に目を開かれたのも、実はこの本の影響がかなり大きくて。。

たしか、加藤まさをさんのことを知ったのも、ここでだったように記憶してます。





10/30から11/10まで、点滴堂では「加藤まさをのお手紙展」が開かれます。

大正・乙女デザイン研究所の方から、この企画を点滴堂で…というお話をいただいて。

4半世紀越しの夢がつながったような気がしました♪ 


抒情画の世界と、そこにつながる様々な文化の、底知れぬ魅力に迫るきっかけになりますように…☆






「消えゆく虹」などの著書のある、大正~昭和期にかけて活躍した夢二のフォロワー的な多くの抒情画家のひとり。

また、「月の沙漠」などの作詞でも知られる詩人としても。

そんなふうに、むかしから知ってるつもりだった加藤まさをさんという抒情画家ですが。。。




今年 2013年 国書刊行会から発行された「加藤まさをのロマンティック・ファンタジー」。

実はこの画集であらためてその画業の全貌を眺めてみて、こんなにも可憐な絵を描く人だったのかと。。

まさに、目からウロコが落ちる思いでした☆

とりわけ、「花の精」の頁にちりばめられた愛らしい絵は、クライドルフやベスコフといった海外の絵本作家にも通じるものを感じられて。

すっかり、その魅力のとりこになってしまったのです…☆




こちらの本は「加藤まさをのお手紙展」でも販売いたします。

おすすめの一冊です♪
この機会にぜひお求めください☆





今回の、大正・乙女デザイン研究所主催「加藤まさをのお手紙展」の中心となるのは、少女たちのお手紙文化のご紹介。


時間をかけてじっくりと味わいたい。貴重な資料が集まっています。

加藤まさをのデザインした便箋や封筒、絵葉書。
少女雑誌や手紙の書き方本などをとおして。。

大正・昭和期の少女文化に一時代を築いた加藤まさをと
少女たちのロマンティックな世界をお楽しみ下さい☆





大正・乙女デザイン研究所
加藤まさをのお手紙展
期間:2013.10.30(水) - 11.10(日)
※月曜・火曜 定休
時間:12:30~21:00
場所:BOOKS & GALLERY cafe 点滴堂
三鷹駅 北口 歩いて5分(→ access )


大正・乙女デザイン研究所所蔵の資料をもとに、
抒情画家 加藤まさをの仕事、
そしてまさをデザインの便箋をはじめ、少女たちのお手紙文化を紹介します。

便箋や封筒、絵葉書、少女雑誌や手紙の書き方本…。

大正・昭和期の少女文化に一時代を築いた加藤まさをと
少女たちのロマンティックな世界をお楽しみ下さい。


アーティスト

加藤まさを
本名 加藤正男
1897(明治30)年静岡県藤枝市生まれ。
幼い頃から絵や詩に親しみ、立教大学英文科に在学のかたわら川端画学校にも通い絵を学ぶ。
1919(大正8)年に上方平和堂から絵葉書を発売し、これが「加藤まさを」名義での初めての仕事になった。
音楽と薔薇を愛するまさをは絵ばかりではなく、詩や小説も手がけるなど文筆家としての才能も発揮し、童謡「月の砂漠」の作詞でも知られるなど多彩な仕事を手がけている。
大正・昭和期には多くの少女雑誌や少年雑誌へ抒情画を発表し、高畠華宵や蕗谷虹児などと並び女学生から支持を受けた挿絵画家として活躍した。
出品予定作品
便箋・封筒・絵葉書・雑誌・書籍 ほか







「逝きし世の面影」を知るために。

先日「曽祖父の写真展」のときにつよく感じたのは、なによりも一次資料に触れてみることのたいせつさでした。

そこから得られる豊かな実感は、なにものにもかえがたく。。

「加藤まさをのお手紙展」もまちがいなく、そんな貴重な機会になるはずです。


どうぞお見逃しなく…☆




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